こんにちは!
参謀ママ〝みー〟です。
今日は、子育てに疲れてしんどい時、心がスッと軽くなる言葉がとあるマンガに書かれていたので紹介したいと思います。子育て中、自分の気持ちを優先させることに少し罪悪感を感じてしまう…。そんなママ・パパに是非届けたい言葉です。
この話を読んだ時、すごく心が救われたよ…!
\マンガから学ぶ子育て 第2回の先生はコチラ/
マンガ【僕らの喉にはフタがある】から学ぶ
『子育てに疲れてしんどい時の処方箋』
1.自分の事を優先させるのに罪悪感を感じていませんか?
子育てをしていてこんな風に思う事はありませんか?
- 一人の時間がほしい
- ダラダラしたい
- ゆっくり美味しい物が食べたい
- オシャレしたい
- 友人と子供抜きでも遊びたい
正直に言いますが、私はしょっちゅうあります!!(笑)
子供はかわいい。
子供としっかり遊んであげたい。
話を聞いてあげたい。
_人人人人人人人人人人人人人_
> けど今日は無理…(;´Д`) <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
親もママ・パパである前に一人の人間。ストレスを感じることもあれば、どうしても笑えない日があったり、感情的になってしまう日があって当然です。
・・・と、頭では分かっていても、目の前の子供を差し置いて自分の気持ちを優先させることに罪悪感を感じていました。
- 「休みたいけど、休めない…」
- 「遊んであげたいけど、遊べない…」
- 「笑いたいけど、笑えない…」
願望と現実の間にはさまれた結果、子育てがしんどくなったり、時に子供に感情的に接してしまってあとで後悔したり・・・。
実はわたしがそうだったよ。子育てって楽しいだけじゃないよね…。
こういう時は、具体的な解決策を探すよりも先に大事なことが1つあります。
それは『子育てに疲れてしんどい時は、自分の気持ちを優先していいんだ』と、ママ・パパ自身が心から納得すること。
- 「今日は思いっきり手を抜くぞ!」
- 「今回は自分の気持ちを優先させるぞ!」
- 「それが結果的に子供と自分のためになる!」
そんな風に思えてはじめて、罪悪感や後悔を感じることなく、子育てにメリハリをつけられるんだと思います。気持ちが整うことで、後ろ髪をひかれることなく「じゃぁ具体的にどうやって自分の気持ちを優先させるか?」と、自然と次のステップへ進めるものです。
2.今日の先生|マンガの紹介
そんな頑張る子育て世代の背中をそっと押してくれたのが、マンガ『僕らの喉にはフタがある』の第50話(あずさ 開-カイ-)の、あずさの言葉です。
両親の別居により、母と幼い妹と暮らす事になった主人公・乙葉(おとは)。高校卒業後、家計を支える為に妹の面倒を見ながら働くことになった乙葉や勤め先のキャラクターたちの日常・心理を描いたマンガ。
作者は、くるみ亮先生。
comicoで連載中のweb漫画。(2022.3現在)
主人公・乙葉は、本当は進学などやりたい事が多い年頃だけど、家庭の事情でまるで『ワーママ × ワンオペ育児』状態という10代女子。妹に愛情も注ぎながら、健気に仕事に育児に一生懸命頑張っています。
乙葉えらすぎ…( ;_;)
おそらくこのマンガの表向きのテーマは〝吃音症(きつおんしょう)〟かなと推測されます。
ですが、主人公の境遇から子育て世代が共感できる日常も多々描かれています。様々な登場人物たちの言葉にならない気持ち、言葉にしたいけど言いづらい気持ちなどを表現したタイトルなのかもしれません。
このマンガ、実はちょっと変わった仕掛けがあるんだよ。
珍しい描写なのですが、このマンガは一話ごとに下記2つの視点で物語が描かれています。
- 登場人物を表面的に描写する「閉-ヘイ-」バージョン
- 登場人物の心の声まで描写された「開-カイ-」バージョン
キャラの心理状態を想像しながら「閉-ヘイ-」をまず読み、「開-カイ-」で種明かしという流れ。
「開-カイ-」を読んで初めて知る意外な事実があって面白いよ♬︎
そして今日紹介する50話は、登場人物あずさの心の声まで描写された「開-カイ-」の回。
あずさは、主人公・藤井乙葉が正社員として働くことになった清掃会社の社長夫人。乙葉から見ると少し年上の大人の女性なのですが、乙葉をはじめ若い社員たちのことを優しく見守る、みんなのお姉さん的存在です。
そんなあずさが、元気が無さそうな乙葉を心配して自宅の夕食に招待(乙葉の妹も一緒に)したシーンに、あずさの優しさが溢れていました。
3.子育てに疲れてしんどい時は自分の事を優先していい
ではその優しい場面を紹介します。
私が主人公・乙葉役をするね!
うぃーちゃんが乙葉ちゃんの妹役!
\あずさはこちらで表現します/
出典:『僕らの喉にはフタがある』第50話 -開-より
***
・・・。
あずさ宅での夕食後、スマホのキッズ動画に夢中でおとなしい妹。
…動画とか、あんまり頼りすぎちゃいけないのはわかってるんですけど…。
いいじゃない。暇なのに何にも用意してあげないほうがかわいそうよ。藤井さんだって休む時間は必要なんだし、使えるものは上手く使えばいいの。だから今はちょっと休憩しよ。
はい・・・。
(藤井さん…。楽をするのは悪い事って思ってる…。)
…藤井さん。いろいろ大変だと思うけど、…ちゃんと自分の為に生きてね。
へ・・・?
…あのね、人の為に何かを我慢したり犠牲にして、大切な誰かの為に尽くすようなそういう生き方が思いやりのある正しい生き方って思うかもしれないけど、それはやっちゃダメよ。
え・・・
そうやって誰かの為に生きて、誰かの為に選択してると、ほんの小さな失敗や些細な嫌な事があっただけで耐えられなくて心が折れちゃうの。
当然よね。だって自分の為に選んだ道じゃないんだもん。そんなのやってらんなくなっちゃう。
(下手したら、尽くした相手さえ恨んでしまう。そうなったらもう、心が耐えられない。どうかそうなる前に…。)
…もちろん、人それぞれ避けられない事情があって選択肢はいつも限られるけど、でもその中で何かを選ぶときは、そういう時は、自分の気持ちを最優先に選んでね。少しでも自分が楽しい方を。自分が辛く無い方を。安心な方を選んでね。
(それは「楽な方を選んだ」なんて思わなくていいんだよ。)
4.ママ・パパ自身の自分の人生も大切にして下さいね
いかがでしたか?あずさ、しいては、作者のくるみ先生の優しさが詰まった回でした。
「辛い時は自分を優先していい」なんて、言うのは簡単。
命を守る仕事、そして相手も感情ある生き物である子育てにおいては、そうもいかない時ももちろんあります。
だからこそのこの言い回しに優しさを感じました。
選択肢は限られるけれど、
選べる時は・辛い時は
少しでも自分が安心できる方・楽しい方を選んでね
私が〝参謀ママ〟と名乗り、こうしてブログを運営している理由も、同じ理由です。
優等生ママ・パパも、もちろん素敵!
でも、完璧じゃなくてもいつも楽しそうに生きるママ・パパの姿というのも、とても魅力的だと思います。
「子供の為」と「自分の為」のちょうど真ん中を、これからも探して選んでいきたいなと思っています!
くるみ亮先生のtwitterに、本日紹介したマンガ『僕らの喉にはフタがある』のPV(!)もありましたので貼っておきます。
#僕らの喉にはフタがある のPVを作ってみました。#くるみ亮 #comicohttps://t.co/qYIgj9XUxQ pic.twitter.com/kLPKQZo1Rf
— くるみ亮@「僕らの喉にはフタがある」連載中 (@ryo_kurumi_ryo) April 22, 2021
くるみ先生、優しいマンガをありがとうございます!
今回の記事が何か1つでも皆さんの参考になれば嬉しいです♬
それではまた!